「今日も見つからなかった…」と肩を落とすのは、妖怪のとうふこぞう、ざしきわらし、すねこすりの「グルメ調査員」三人組。
三人は妖怪の料理番付でおいしい料理を紹介しようと人間の世界へ出て、色々なお店に入りますが納得のいく味には中々出会えません…。
そこに、「おまめやとうふ」というぼろぼろのお店が…。そこのおとうふを食べるとびっくり！！！
「おそろしいほどにうまい！！！」三人はとぶように帰ると早速「妖怪料理番付」で紹介をすることに。
すると次の日の夕暮れ、「おまめや」は大繁盛！よ～く見ると、ん？人…かな…？とちょっとばかし変わった人（？）達の大行列ができました。
そうです。み～んな人間に扮装した妖怪たちの大行列！豆腐を食べた妖怪たちは大満足☆
「きしきしする～☆」「なんてぼそぼそした食感…！」

でもある日、たくさんの妖怪たちがとうふこぞうに文句を言いにやってきました。
「おい！とうふがまずいじゃないか！！」なんてことだ！と、とうふこぞうが食べると本当にまずくなっているではありませんか！
理由を確かめに「おまめや」に行くとそこには人間の大行列が…！その理由とは…？


夏ですね！夏といえば…そうです！妖怪の出番です！ということで、今回紹介させていただくのは、かわいくておもしろい妖怪たちがたっくさん登場する絵本です。
ん？ん？？きしきし？ぼそぼそ？なんだかまずそう…そうなんです。
妖怪たちの味の好みは、人間とは全く間逆。まず～いものや、きたな～い所が大好きなんです！そんな妖怪たちに好かれた「おまめやとうふ」って…（笑）

ねこまたやひとつめこぞう等のよく知る妖怪から、「ほうこう」「ひでりがみ」といったマイナーな妖怪まで妖怪だらけのこの絵本。でも全然怖くないんですよ～。
全ての妖怪がなんともかわいらしく描かれているんです。

作者は「それならいいいえありますよ」「たなからぼたもち」など、昔懐かしの絵本を数多く描かれている澤野秋文さんです。現在はマスコミ業界デザイナーとしてもご活躍されている、若手作家さんです☆

さて、豆腐がまずく（？）なった理由とは…そして解決策とは…ぜひ読んで確かめてみて下さい！
以上、喜久屋書店子ども館萩原でした。


☆☆☆☆子ども館イベント情報☆☆☆☆

★ｍｐi英語のおはなし会
8/20（日）14：00～14：30
　英語で絵本の読み聞かせ、歌、ダンスなどをして
一緒に楽しく遊びながら英語とふれあえます♪
※申込不要　 ※参加費無料　　※対象：どなたでも

★おはなし会（毎月第4土曜日）※12月のみ変更します。
8/26 (土) 15:00～15:30
テーマに添った絵本の読み聞かせや手遊びをします。
※申込不要　 ※参加費無料　　※対象：どなたでも

★日本朗読検定協会　おはなし玉手箱（毎月第４日曜日）※12月のみ変更します。
　8/27（日）１回目　14：00～14：30
　　　　　 　2回目　15：00～15：30
　（１回目と２回目の内容は異なります。）
　手あそび、紙芝居、大型絵本・・・等もします。こども達の感性を育み、
たくさんの夢とファンタジーをプレゼントしようとおはなし玉手箱を開催します
さあ、今月は玉手箱からどんなお話がとび出すでしょうか?
お楽しみに…
※申込不要　 ※参加費無料　　※対象：どなたでも