シリーズ「ミセスモデルへの道」~第二回・美ママのダイエット法
ミセスモデルは食べています!!
食欲の秋、実りの秋。
秋は、秋刀魚、新米、梨、栗、さつまいも、松茸等、旬の食べ物がたくさん!
最も栄養価が高まる時期に収穫するので、積極的に摂取したい!
ただ、夏バテで低下していた食欲が涼しくなって回復するので秋から冬は、太りやすい時期と言われています。
「太りたくないから食べない。」
そんな乙女心も分かりますが、美肌を保ち、心も身体も健康でキレイでいる為には、しっかり食べる事は大切です。
「でもモデルさんはあまり食べないでしょ?」
いやいや、お酒だって飲むし、揚げ物だって我慢せずに食べますよ!
それでも体型を維持出来るのは、食べても太らないコツを知っているからなのです。
私が太らない理由~「よく食べて、良く寝て、日常の無駄な動きを増やす。」
私が、初めてモデルのお仕事をしたのは18歳の時でした。
綺麗なウェディングドレスに胸躍った記憶があります。
現在私は42歳ですが、実は体重は18歳の頃と変わっていません。
2人の娘を出産しましたので、お肉の付き方は多少変わりましたがほぼ昔のままの体型を維持しています。
では、何故太らないのか?
今迄を自己分析をした結果、毎日の生活の中で自然に守っているルールがありました。
『よく食べて、よく寝て、日常の無駄な動きを増やす。』
「え?」と思うかもしれませんが、これには医学的な根拠もあるのですよ。
そう、食べてもいいです!よく寝て下さい!激しい運動もしなくていい!
私が実践している「食事と運動の5つのルール」をまとめましたので是非ご覧ください。
忙しいママ達に、ストレスなしの美ママダイエット!
少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。
食事と運動の5つのルール
- 食事制限はしない。
- 栄養バランスを保ち、炭水化物は極端に減らさない。
- 適切な時間帯に食べる。
- 熟睡してカロリー消費。
- 生活の中で無駄な動きを増やす(NEAT・ニート=非運動活動熱産生に注目)。
- 人間の脳の重さは体重の2%ですが、体全体の25%のカロリーを消費しています。
食事制限をすると、脳が栄養不足になるので、ボーッとして集中力がなくなります。
摂取カロリーが、消費カロリーを極端に下回らない様に気を付けなければなりません。
ちなみに私なら、一日に最低1562kcalの摂取カロリーが必要となります。
(ご飯一杯150kcal、ステーキ100gが500kcalです。) - 最近、炭水化物を食べない方が多いのですが、それは好ましくありません。
炭水化物の摂取量が減ると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まります。
理想的な栄養バランスは、炭水化物が60%、タンパク質が15%、脂質が25%と言われています。
ダイエット中の方は、少し炭水化物を減らして、タンパク質の割合を増やしても良いと思います。
脂質は控えめに。 - 朝食は、起床から2時間以内に食べます。
そうすると、体内時計のズレがリセットされますし、食事によって消化器官が動きだし体温が上昇し1日のエネルギー代謝を上げます。
そして、起きてから14時間以内に全ての食事を終える事も大切です。
何故なら、起床後14時間目以降は、代謝が低下し脂肪として蓄積されやすくなるのです。 - 40代の女性が7時間睡眠したとすると、約340kcalを消費します。
これは、有酸素運動で1時間軽めのジョギングをした時とそう変わりません。
きつい運動をしなくても、たっぷり睡眠時間を取るだけで、こんなにカロリーを消費するのです。
ダイエットのポイントは日常での無駄な動きを増やす事
日常で、運動以外の身体活動の事をNEAT・ニートと言います。
例えば、買い物、通勤時の歩行、家事などです。
江戸時代の人は不便な生活の中、一日2000kcalものNEATがあったのですが、それに比べ、現代人は700kcalと大変低いのです。
もっともっと日常でのNEATを増やせば、苦しい運動をしなくても楽に痩せる事が出来るのです。
- 通勤では、バスや電車の一駅分を歩く。
- 積極的に階段を使う。
- 仕事もプライベートも、用事があれば自分から出向く。
以上はほんの一例ですが、皆さんも、自分なりのNEATを考えて実践して下さい。
産後の体は、「おばさん化」への分かれ道。
「食事と運動の5つのルール」を心掛けて、いつまでも健康的でキレイな美ママでいて下さいね。
株式会社ファイティ代表取締役 伊沢 由美
ミセスモデル、講師、発酵ジュニアマエストロなど。
元国際線CA。10年間の専業主婦を経て、株式会社ファイティを設立。
現在、ミセスモデル、各種セミナー講師、イベントプロデュース、商品開発やPR・プロモーション業務で大忙しの2児のママ。