おじいちゃんのたびじたく
絵本の内容
おじいちゃんは、ある日突然やってきたほわほわ白いおきゃくさまと共に遠い旅へ向かうのです。
ある日の静かな遅い時間この物語の主人公であるおじいちゃんの家に、ほわほわ白いおきゃくさまがやってきました。
すると、おじいちゃんは「とうとう来たね、まってたんだよ!!」と大喜び!早速旅の支度を始めるのです。
遠くに行くのは初めてだからと、お金や食べ物をいっぱい用意しますが、おきゃくさまは何も持っていくものは要りませんと言うのです。
けれど、おじいちゃんは気にせず、いっぱいリュックサックに荷物を詰めて、何も着ていないおきゃくさまに、遠くまで旅をするのに風邪をひくよと、優しく服を着せてあげたりしていていました。
すると、服が気に入ったおきゃくさまは、お礼におじいちゃんに良い事を伝えます。
なんと、向こうに着いたら奥さんが迎えに来てくれるのです。
もうそれを聞いたおじいちゃんは本当かい!!とびっくり!
急いでお風呂に入って、もじゃもじゃおひげを綺麗にそって、顔にパックまでして、奥さんが大好きだった服に着替えるのです。
そして、向こうですぐおじいちゃんだと分かるように、古いアルバムから昔の思い出の写真を取り出して、ようやく旅の支度を終えました。
向かっている途中で、おじいちゃんにおきゃくさまは、「おじいちゃん、かなしくない?」と聞きます。
するとおじいちゃんは「かなしくないよ、うれしいよ。のこるみんなには、すまないけどなあ」と答えるのでした。
さて皆さん、読んでいて気づきましたか?おじいちゃんは一体どこへ旅に行くのか。物語では、最後までどこへ行くのかは、はっきりと描かれていないのですが、きっと亡くなった人たちがいる所へ行ってしまうのですね。
話の内容は、おじいちゃんが亡くなってしまう悲しい物語なのですが、表紙は満開の桜が綺麗で、これから大好きな人達に久々に会えるのが楽しみで仕方ない可愛らしいおじいちゃんの姿が表現されていて、悲しい雰囲気が全くしません。
むしろ満開の桜がおじいちゃんの新しい門出を祝ってくれるような、あたたかい気持ちになりました。
大切な人とのお別れは悲しいかもしれません。けれど、そればかりではないのだよと、きっとこの絵本は優しく教えてくれている気がします。
今当たり前に会えている人達との日々は、永遠ではない事を改めてかみしめて、1日1日を大切に楽しく過ごしてみませんか?以上子ども館宗像でした。
すると、おじいちゃんは「とうとう来たね、まってたんだよ!!」と大喜び!早速旅の支度を始めるのです。
遠くに行くのは初めてだからと、お金や食べ物をいっぱい用意しますが、おきゃくさまは何も持っていくものは要りませんと言うのです。
けれど、おじいちゃんは気にせず、いっぱいリュックサックに荷物を詰めて、何も着ていないおきゃくさまに、遠くまで旅をするのに風邪をひくよと、優しく服を着せてあげたりしていていました。
すると、服が気に入ったおきゃくさまは、お礼におじいちゃんに良い事を伝えます。
なんと、向こうに着いたら奥さんが迎えに来てくれるのです。
もうそれを聞いたおじいちゃんは本当かい!!とびっくり!
急いでお風呂に入って、もじゃもじゃおひげを綺麗にそって、顔にパックまでして、奥さんが大好きだった服に着替えるのです。
そして、向こうですぐおじいちゃんだと分かるように、古いアルバムから昔の思い出の写真を取り出して、ようやく旅の支度を終えました。
向かっている途中で、おじいちゃんにおきゃくさまは、「おじいちゃん、かなしくない?」と聞きます。
するとおじいちゃんは「かなしくないよ、うれしいよ。のこるみんなには、すまないけどなあ」と答えるのでした。
さて皆さん、読んでいて気づきましたか?おじいちゃんは一体どこへ旅に行くのか。物語では、最後までどこへ行くのかは、はっきりと描かれていないのですが、きっと亡くなった人たちがいる所へ行ってしまうのですね。
話の内容は、おじいちゃんが亡くなってしまう悲しい物語なのですが、表紙は満開の桜が綺麗で、これから大好きな人達に久々に会えるのが楽しみで仕方ない可愛らしいおじいちゃんの姿が表現されていて、悲しい雰囲気が全くしません。
むしろ満開の桜がおじいちゃんの新しい門出を祝ってくれるような、あたたかい気持ちになりました。
大切な人とのお別れは悲しいかもしれません。けれど、そればかりではないのだよと、きっとこの絵本は優しく教えてくれている気がします。
今当たり前に会えている人達との日々は、永遠ではない事を改めてかみしめて、1日1日を大切に楽しく過ごしてみませんか?以上子ども館宗像でした。