ぼくってかわいそう!
絵本の内容
前足にトゲが刺さって何もできない犬のウィンストン。かわいそう…
でもなんだか、得意げじゃない!?
犬のウィンストンは、前足がチクっとしたのが気になりました。よく見てみると、トゲが刺さって赤くなっています。
「はあ、ついてない。いつだってボクばっかりいやな目に合うんだ」と、ウィンストンはゲンナリ。
ため息をつきながら歩き始めます。するとアンガスが、「一緒にタイヤでも噛み付きに行かんかね?」と声をかけてきました。
しかし、「お医者さんに行かなくちゃ。前足にトゲが刺さったんだ、とっても大きいんだ」と、ウィンストンは断ります。その様子はなんだか得意げ。
「はあ、ついてない。」と歩いていく後ろの工事現場では、強力な磁石にアンガスの首輪がくっついて体ごともちあげられ、ゴミ処理場へと飛ばされています。
ウィンストンはその様子に全く気づいていません。今度は、レックスが「一緒にゴミ箱あさらない?」と声をかけてきました。
しかしウィンストンは、「前足にトゲが刺さったんだ、とっても大きくて太いんだ。」と自慢するように断ります。
その後ろでは、ゴミ箱をあさっていたレックスがゴミ収集車にそのまま運ばれて、どこかへ連れて行かれてしまいました。
お次は、バートが「新しい花壇を見つけたから一緒に掘ろうよ!」と声をかけてきました。「前足にトゲが刺さったんだ。とっても大きくて太くて長いんだ。」さらに話を盛り気味に話します。
その後ろでは、ハチたちのテリトリーの花壇を荒らしてしまったバートのおしりを、大群のするどい針がチクリ!さらにその横では別の犬の頭に、鳥のフンがぺちゃっ!今度は歯がぐらぐらしてきたウィンストンが病院に行ってみると、驚きの光景が…
自分の悲劇に酔いしれているウィンストンと、それを上回るアクシデントに見舞われるほかの犬たちを、第三者の目線で見ているとおもしろすぎる~!まるでコントのようです。
「いやいやいや、周りを見て!」と、思わず突っ込んでしまいますよ…なんて言いつつ、私も「こんなことがあって~」と人にペラペラ話したあと、ちょっとおおげさだったかな…と後から恥ずかしくなってしまったこと、何度もあります(照///)
自分のことって意外と見えないんですよね。この絵本を読むと、周りで起こっている意外な様子に目を向けられるようになるかも!?がんばっているのは自分だけじゃないのだなぁとしみじみします。
遠出できなかったり、今までにはないストレスもありますが、日常の身近な人や環境を大切にするいい機会。「ぼくってかわいそう!」とばかり思わずに、今できることを思い切り楽しみましょう!
以上、子ども館酒井でした。
「はあ、ついてない。いつだってボクばっかりいやな目に合うんだ」と、ウィンストンはゲンナリ。
ため息をつきながら歩き始めます。するとアンガスが、「一緒にタイヤでも噛み付きに行かんかね?」と声をかけてきました。
しかし、「お医者さんに行かなくちゃ。前足にトゲが刺さったんだ、とっても大きいんだ」と、ウィンストンは断ります。その様子はなんだか得意げ。
「はあ、ついてない。」と歩いていく後ろの工事現場では、強力な磁石にアンガスの首輪がくっついて体ごともちあげられ、ゴミ処理場へと飛ばされています。
ウィンストンはその様子に全く気づいていません。今度は、レックスが「一緒にゴミ箱あさらない?」と声をかけてきました。
しかしウィンストンは、「前足にトゲが刺さったんだ、とっても大きくて太いんだ。」と自慢するように断ります。
その後ろでは、ゴミ箱をあさっていたレックスがゴミ収集車にそのまま運ばれて、どこかへ連れて行かれてしまいました。
お次は、バートが「新しい花壇を見つけたから一緒に掘ろうよ!」と声をかけてきました。「前足にトゲが刺さったんだ。とっても大きくて太くて長いんだ。」さらに話を盛り気味に話します。
その後ろでは、ハチたちのテリトリーの花壇を荒らしてしまったバートのおしりを、大群のするどい針がチクリ!さらにその横では別の犬の頭に、鳥のフンがぺちゃっ!今度は歯がぐらぐらしてきたウィンストンが病院に行ってみると、驚きの光景が…
自分の悲劇に酔いしれているウィンストンと、それを上回るアクシデントに見舞われるほかの犬たちを、第三者の目線で見ているとおもしろすぎる~!まるでコントのようです。
「いやいやいや、周りを見て!」と、思わず突っ込んでしまいますよ…なんて言いつつ、私も「こんなことがあって~」と人にペラペラ話したあと、ちょっとおおげさだったかな…と後から恥ずかしくなってしまったこと、何度もあります(照///)
自分のことって意外と見えないんですよね。この絵本を読むと、周りで起こっている意外な様子に目を向けられるようになるかも!?がんばっているのは自分だけじゃないのだなぁとしみじみします。
遠出できなかったり、今までにはないストレスもありますが、日常の身近な人や環境を大切にするいい機会。「ぼくってかわいそう!」とばかり思わずに、今できることを思い切り楽しみましょう!
以上、子ども館酒井でした。