芸術的生活 美の秘訣その二 「素敵な仲間と 好きなことして楽しむ」
良い緊張と距離感
ダンスに関する仕事をしてきて今年で18年目。
レッスンはどれだけ長く経験しても常に変わらない緊張感がある。
どうすれば上手くなるのか、何を伝えていこうかと考え、いつものことをいつものようにやるとゆう作業的なことはあってもいつもカラダ感覚が違う。
更に上を意識するし、まったく体調によっても変化する。
レッスンに慣れてしまうことはない。
毎日同じメンバーのクラスではなくて、 "週一度のクラス" とゆうのはよい間隔があり常に新鮮である。
人とはよい距離感でいることを心がける。
情緒溢れ 想像力豊かに、恋愛とよく似た感情
作品を作る時はいつもワクワクしている。
曲を探す時、見つけた時、構成していく時、想像し気持ちに浸る時、頭の中には色や形がいっぱい、人やその他の生き物や字や金属や自然やいろんな物事があって、心は熱かったりひんやりだったり、ドロ~んだったりキュンキュンだったり、生きてきた分だけの感情がある。
匂いまである。
表現する材料は尽きない。
作品を創ることが、たくさんある好きな事の中で1番好き。
好きな事をやっているので、疲れを忘れている。で、ストレスが少ない。
とことん没頭する。
チビ達はいつも、見てくれている。
「今回の作品はどうだ、誰々がいけてるし、合ってる」と花、紅(私の子供として世に存在している人生のパートナーふたり)は作品を通して私の思いや考えを読む力を持っている。
お母さん、今回もよく頑張ったね~
とかって、言われる。笑
舞台はいつもドキドキ。
何年間も、何回やってても衰えることなく持てる高揚感。
本番直前からは せつなかったり、愛しかったりに似た感情が湧く。
その時がその作品の最後であるから。
同じ作品をまた再演することがあっても、全く同じメンバーであることはないので、一期一会でいつも貴重。
男女問わず、踊り手は魅力溢れていて個性も溢れ刺激的。恋人である。
世代は広く、その広さの分 夢が見れる。
舞台は打上げ花火
豪快にして一瞬で消えて終わる
その後は、彷彿としている。1.2週間は浸って楽しむ。
一夏の恋の様。。。
老けてる暇などない。
変化の中、忘れてはいけないもの
とはいっても、老いは普通に来る。
ダンサーの体はボロボロになっていく。
技術や実力をつけていくのをひきかえに踊れば踊るほど体を潰してく。
膝腰、半月板や股関節、頚椎などあらゆるいろんなところを痛めてる。
それをかばいながら踊る人、無理をしないとゆう難しい努力、踊り続けるのに手術やメンテナンスに費やしている人もたくさん。
負担を少しでもなくすためにも、美しくいるためにも、ウエイトコントロールも欠かせないし大変である。
*「疲れた時の味方に最近はビタミンオイルでリンパマッサージ。
これはいい。オススメ。
次回のコラムでご紹介☆」
もちろん、終わりも頂点もない世界なので常に進化し続けていかなければならない。追求、修業が終わることはない。
終らせられることもない。
限界は自分で決めれる。
ダンスは一人から踊れる。
自分の人生の主役は自分であることを忘れてはいけない。
ダンサーは年齢不詳だとよく言われます。確かに皆様若く見える。
ピーターパン?!マイケル?!
永遠に少年、永遠の少女、もしくは妖精、そんな夢のような素敵な大人がいっぱい。
心がそうだから、創る物に老いはない。踊りに流行りはない。味である。
新しいとか古いとかでなく、冒険心と世界はどこまでも続く。
踊りの素晴らしき世界。。。
その魂はいずれ肉体がほろびても、その辺に浮遊し続けるんじゃないかな。。。
踊ろう♪
ダンサー Chiaki DolceVita
1971年生まれ 天秤座。
9歳&10歳2児のシングルママ。
インストラクター、コリオグラファーとし、兵庫、大阪のスクールで活躍。
舞台の構成や演出、衣装デザイン、装飾なども手がける。
Studio Shanty、DanceSchool S.、avex artist academy、Studio Mordern Millieほか