ちょっと一息、深呼吸してみましょ
子育て中はイライラばかり
夏休み真っ只中、上のお子さんがお休みだったり、帰省や旅行などで、バタバタとした毎日ではないでしょうか?
また、子供って、してほしい時にはしてくれなくて、してほしくない時にしてくれるということが多々(笑)
ついつい、眉間にしわを寄せてしまったり、後で思い返せば、そんなことで叱らなくても・・・。 と、反省するような場面も増えますね。
どうせ、しわになるなら、眉間じゃなくて、笑顔でできたしわの方がいい。
とはいっても、女性はホルモンのバランスなどで、いらいらしやすい時期もありますからね。
イライラって、いきなりやってくるというより、じわじわと波が大きくなって、 最後にドッカ~ン!って、きませんか?
「!?!?来た来た~~~」と、思ったら、大きくなる前に、まず深呼吸。
呼吸を使って、身体の中のトレーニングまで!
忙しすぎると、呼吸がどんどん浅くなって、身体の中が動かず、流れるはずの血液やリンパ液も上手く流れない為、疲労が蓄積・・・ 目や頭、肩や腰などが、辛くなってきます。
身体が辛いと、ゆったりとした気持ちで、周りと接する余裕なんてなくなっちゃいますよね。 呼吸を使って、身体の辛さや、イライラを追い払って、ついでに、身体の中のトレーニングまでしちゃいましょう!!
最初は、夜寝る前など、横になってる時がわかりやすいと思います。
身体の力を抜いて、胸の真ん中と、下腹に手を置いて、鼻からゆっくり吸い込みます 下腹から、わき腹、腰に空気が入っていく意識を持って吸い込んでみましょう。
次に、ゆったり吐きながら、お腹が縮んでいきます。 吐ききる時に、膣の部分を身体の中に引き込むようにして、頭のてっぺんから吐ききります。
何度か呼吸をして、慣れてきたら、今度は下腹、わき腹、腰、胸、脇、背中、鎖骨の下まで、たっぷり吸い込みます。お腹も胸も、いっぱいに膨らませてください。
そして、又ゆっくり吐いて、吐ききる時に、会陰(肛門の5ミリ位前にあたる部分)を引き上げます。
体幹には、沢山の関節があり、その一つ一つにはしっかりと小さな筋肉が付いています。
呼吸を深くして、胸やお腹を膨らませるだけで、その筋肉たちが動きます。
会陰を引き上げることで、骨盤底筋群を同時に鍛えます。
ここは、月経血コントロールだけでなく、女性にとって、とても大切な部分ですね。
慣れてきたら、是非、座りながら、立ちながら、試してみてください。
深い呼吸で、頭もすっきり、体も楽に、気持ちも落ち着いてきます。
そうすると、周りにも目が行き届き、余裕を持って子供にも接することができます。
そして、不思議なことに、ママがゆったりしてると、パパは気持ちよく仕事をして、子供ものびのびと育っていきますよ。
次回は、この呼吸を使って、おうちでできる、簡単なポーズをご紹介したいと思います。
ヨガ、ピラティスインストラクター 岩崎 小夜子
大阪市内、神戸のフィットネスクラブやスタジオでレッスンしています。
21歳~15歳の3男1女の母。
子供を産み終えて、体型を戻すためにヨガやピラティスをはじめました。