お家で簡単エクササイズ、子宮美人ヨガ
呼吸を使って子宮美人!
前回は、「引き上げる呼吸法」について書かせていただきました。
その呼吸を使って、お家で簡単にできるエクササイズ「子宮美人ヨガ」をご紹介したいと思います。
~最初に、体を緩めましょう~
まず、体を緩めましょう。
猫のポーズで関節や筋肉を緩め、インナーマッスルを活性化します。
四つんばいになり、体の力を抜きます。
吐く呼吸で、背中を丸めおへそを覗き込みます。(背骨がひとつずつ動くのを感じてみてください)
吸う息で、軽く背中をそらせ、胸を開いて目線は斜め上を見ます。2~5回ほど繰り返し、背骨を緩めていく感じで、体のどこにも力をいれず行ってください。
四つんばいのまま手のひらのある位置にひじを置き、手を重ね、その上におでこを置きましょう。辛い場合はおでこの下に、高さのある枕や本を置いていただいてもOKです。
そのまま引き上げる呼吸(鼻から吸って、体中にたっぷりの呼吸を吸い込み、 吐ききる時に膣の部分を身体の中に引き込むようにして、頭のてっぺんから吐ききる)を、何度か繰り返してください。
~そして、引き締めましょう~
つぎに、引き締めていきましょう。
戦士のポーズで、歩き方を美しく上半身のコリをとり、お尻を引き締めます。
脚を腰幅に開き、前後に軽く1歩づつ開きます。
腰に手を当て、腰骨とおへそを正面に向けましょう。
一息すって、吐きながら前の足を曲げていきます。(このときに、膣の部分を引き上げると更に効果的です)
かかとの上にひざを持ってきて、曲げすぎず、前の足の太ももの後ろが硬くなるのを感じてください。(少し、拳で軽く叩いて刺激すると、腿の後ろが硬くなりやすくなります。)
ゆっくりと呼吸を繰り返し、しばらくキープします。
左右、無理のない程度に何度か繰り返してみてください。
~最後は、リラックス~
最後にリラックスしましょう。
胎児のポーズで深いリラックスと、腰の緊張を取り除きます。
仰向けに寝て、両足をゆったりと抱きかかえていきます。軽く目を閉じて、深く呼吸をくりかえします。頭を左右に、ゆっくりと転がしてリラックスします。
緩める、引き締める、リラックスする。
これをワンセットにしていただけると、引き締めに効果的です!
ポイントは “緩める”!
”緩める”とは、必要のないところの力を抜き、緊張をとり、コリをほぐしたりすることで、本当は引き締まっていないといけないところまで、だらりとたるませることではありません。
”引き締める”のも、ただやみくもにギューギュー力を入れるのではなく「腿の裏だけが硬くなる」「膣口だけをキュッと引き上げてみる」と、必要な部分だけに意識を向けて、他のところはゆったりと緩めてみてください。
他のところに、不必要な力みが入らないと、気持ちよく引き締まるのを感じられると思います。
内側に意識を向けて、インナーマッスルはしっかりと引き締め、頭や肩や腰、お腹の中などの緊張は、ほどいてゆったりとさせることで、体の調子と心の調子も整えていきましょう。
毎日の習慣に
難しいポーズではありませんし、場所もほとんど必要ありません。
朝起きたり、寝る前の少しの時間でも、続けてみてください。
日を追う毎に、体の中の感覚が目覚めてきて、呼吸も気持ちよくなってくると思います。
すっきりとした心と体で、毎日の子育て楽しんでください!!
ヨガ、ピラティスインストラクター 岩崎 小夜子
大阪市内、神戸のフィットネスクラブやスタジオでレッスンしています。
21歳~15歳の3男1女の母。
子供を産み終えて、体型を戻すためにヨガやピラティスをはじめました。