あんぱんまん
絵本の内容
あんぱんまんはお腹がすいている人を助けるため、今日もパトロールに出かけます。
がんばれ、あんぱんまん!!
ある砂漠のまんなかで、ひとりの旅人がお腹をすかせて今にも死んでしまいそうになっていました。
その時、西のそらから大きな鳥のように飛んできたのは、あんぱんまんと名乗る不思議なひとでした。
あんぱんまんは自分の顔を指差して、『さあ、ぼくの顔を食べなさい。』と言いますが、旅人はびっくりして断ります。
しかしせきたてられ、『じゃあちょっとだけ…』。食べてみると、なんておいしいのでしょう!
あまりのおいしさにちょっとじゃなく、たくさん食べてしまいましたよ。おかげで旅人は元気いっぱい、よかったね!
一方、顔がなくなったあんぱんまんは、飛んでいる途中に雷にうたれてしまい…
今ではすっかり人気者になったあんぱんまんですが、初期のあんぱんまんは焼け焦げていてボロボロのマント。
ひっそりと登場し、見た目はとてもじゃないけどかっこいい感じではありませんでした。
当時のテレビの人気者と言えばスーパーマンや仮面を身に付けた、堂々としたたくましい姿のヒーローばかり。困った人を助けるためとはいえ、顔を食べさせるあんぱんまんに世間の声は厳しいものでした。
しかし、作者のやなせたかしさんは、正義とは決してかっこうのいいものではないし自分も必ず傷つくもの。
献身の心なくしては、飢餓や公害ために戦う本当のヒーローにはなれない、とあんぱんまんを作られました。
そんなあんぱんまんは子ども達に受け入れられるのだろうかと、とても心配されていたそうですが、今ではみんなのヒーロー!表記はカタカナで『アンパンマン』となり、大人から子どもまで、そして長く愛される人気者になりました。
ゆかいな仲間たちはキャラクターの数が世界一とギネスブックにも載るほどに。
ご本人もキャラクターブックを見ないと分からないほど、と恥ずかしそうにインタビューに答えていらっしゃいました。
もともとあんぱんまんが大好きな私でしたが、大人になってやなせたかしさんの初期作品に出会い、ますます虜になりました。
『てのひらをたいように』の作詞もされたやなせさんは昨年に94歳で惜しまれながらこの世を去りました。
やさしい人柄のやなせさんが作った、五本指を広げ気楽な顔をしてそらを飛ぶヒーローをぜひ見てみて下さい。
以上、子ども館酒井でした。
☆~☆~☆~☆子ども館イベント情報☆~☆~☆~☆
★おさんぽサロン
「絵本タイムを子育ての味方に」絵本講師が、読み聞かせを交えながら子育てのエピソードやおうちでの絵本タイムの魅力をお話します。
4/9(水)11:00~12:00
※要申込 定員:10名 参加費無料
※対象 :プレママ・プレパパさん、子育て中の方、絵本に興味のある方。
主役は大人ですがお子様連れの方も大歓迎です。
★小学館 辞書引きイベント
お子様に辞書引きの楽しさを体験していただけます。
4/12(水)12:00~16:00でいつでもご参加いただけます。
※申込不要 参加費無料
※対象 :小学校低学年くらいから
★おはなし会
テーマに添った絵本の読み聞かせや手遊びをします。
4/26(土) 15:00~15:30
※申込不要 参加費無料
※対象:どなたでも
その時、西のそらから大きな鳥のように飛んできたのは、あんぱんまんと名乗る不思議なひとでした。
あんぱんまんは自分の顔を指差して、『さあ、ぼくの顔を食べなさい。』と言いますが、旅人はびっくりして断ります。
しかしせきたてられ、『じゃあちょっとだけ…』。食べてみると、なんておいしいのでしょう!
あまりのおいしさにちょっとじゃなく、たくさん食べてしまいましたよ。おかげで旅人は元気いっぱい、よかったね!
一方、顔がなくなったあんぱんまんは、飛んでいる途中に雷にうたれてしまい…
今ではすっかり人気者になったあんぱんまんですが、初期のあんぱんまんは焼け焦げていてボロボロのマント。
ひっそりと登場し、見た目はとてもじゃないけどかっこいい感じではありませんでした。
当時のテレビの人気者と言えばスーパーマンや仮面を身に付けた、堂々としたたくましい姿のヒーローばかり。困った人を助けるためとはいえ、顔を食べさせるあんぱんまんに世間の声は厳しいものでした。
しかし、作者のやなせたかしさんは、正義とは決してかっこうのいいものではないし自分も必ず傷つくもの。
献身の心なくしては、飢餓や公害ために戦う本当のヒーローにはなれない、とあんぱんまんを作られました。
そんなあんぱんまんは子ども達に受け入れられるのだろうかと、とても心配されていたそうですが、今ではみんなのヒーロー!表記はカタカナで『アンパンマン』となり、大人から子どもまで、そして長く愛される人気者になりました。
ゆかいな仲間たちはキャラクターの数が世界一とギネスブックにも載るほどに。
ご本人もキャラクターブックを見ないと分からないほど、と恥ずかしそうにインタビューに答えていらっしゃいました。
もともとあんぱんまんが大好きな私でしたが、大人になってやなせたかしさんの初期作品に出会い、ますます虜になりました。
『てのひらをたいように』の作詞もされたやなせさんは昨年に94歳で惜しまれながらこの世を去りました。
やさしい人柄のやなせさんが作った、五本指を広げ気楽な顔をしてそらを飛ぶヒーローをぜひ見てみて下さい。
以上、子ども館酒井でした。
☆~☆~☆~☆子ども館イベント情報☆~☆~☆~☆
★おさんぽサロン
「絵本タイムを子育ての味方に」絵本講師が、読み聞かせを交えながら子育てのエピソードやおうちでの絵本タイムの魅力をお話します。
4/9(水)11:00~12:00
※要申込 定員:10名 参加費無料
※対象 :プレママ・プレパパさん、子育て中の方、絵本に興味のある方。
主役は大人ですがお子様連れの方も大歓迎です。
★小学館 辞書引きイベント
お子様に辞書引きの楽しさを体験していただけます。
4/12(水)12:00~16:00でいつでもご参加いただけます。
※申込不要 参加費無料
※対象 :小学校低学年くらいから
★おはなし会
テーマに添った絵本の読み聞かせや手遊びをします。
4/26(土) 15:00~15:30
※申込不要 参加費無料
※対象:どなたでも