人は見た目じゃない!って本当?
人は見た目じゃない!って本当?
「人を見かけで判断してはいけない」と言われます。その通りですよね。
しかし、この言葉を真に受けてはいけません(笑)。
「人は見かけによるもの」、貴女は外見で判断されています。
一般的には初めて会った人の第一印象は出会いの数秒(2~3秒)で決まる!
と言われているのをご存知でしょうか。
その決め手は、「外見」。
いわゆる 「パッと見た目」です。
人は見た目が9割
どれほど素晴らしい「内面」を持っていても、「身だしなみ」・「おしゃれ」で相手に違和感・不快感を与えてしまうと、自分が損をしてしまうことになりかねないのです。
例えば、汚れた靴を履いている人を見ると、「だらしない人かも?雑な仕事をする人からもしれない。」と思い、綺麗に磨かれている靴を履いている人を見ると、「丁寧な仕事をする人だろう。靴を磨きあげるくらい、精神的に余裕があるのだろう。」と人は連想します。
このように私達は、「その人の服装や持ち物」 と 「その人の人となり」を結びつけて判断することが多々あります。
人は見た目に左右されます。
「身だしなみ」と「おしゃれ」の違いは?
皆さん、「身だしなみ」と「おしゃれ」の違いは?と聞かれたらなんと答えますか?
多くの方々が、「身だしなみ」は人のためにするもの「おしゃれ」は自分のためにするもの、とお答えになります。
ここで、私ははっきりと!申し上げます。
「身だしなみ」も「おしゃれ」も人のためにするものです。
あなたの外見(身だしなみ・おしゃれは)、あなたの「内面・知性」を表すものです。
ご自身をチェック✓
「これが自分らしいおしゃれ」「似合うから」と思っていても、それを「おしゃれ・似合っている」かを判断するのは、あなたではなく、周りの人です。
ご自分が「着心地が良いから」「今日はこれが着たい気分だから」という理由で洋服を選ばないようにしてくださいね。
着心地というのは本人にしか分かりません!!
自分がどう感じるか・・だけです。
相手に、心地良い、感じが良いと思ってもらえる身だしなみ・おしゃれをしましょう。
常に相手からご自分が「どう見られているか」を客観的にみる習慣をつけてください。
大切なのはTPO
では、美しい人の「身だしなみ・おしゃれ」は、どのようなものでしょうか?
それは、「その人らしさとTPOのバランス」がとれていることです。
何度も申し上げているように身だしなみもおしゃれも相手ありき。
私たちの暮らしの中には、無数のTPOが存在していますよね。
職場、PTAの会合、冠婚葬祭、仲間とのカジュアルな食事会から取引先との高級店での食事会などその場の目的にもっとも相応しい装いができる女性が最も美しいです♪
あなたのおしゃれは、TPOに合っていますか?
TPOとは?
Time 時間、Place 場所、Occasion 場合・行事(Opportunityと使われることもある)の頭文字をとって、「時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分け」を意味します。(ちなみにTPOは和製英語です。)
見た目で損していませんか?
仕事における服装についても同じです。
「業種に相応しい、また会社のイメージにプラスになる服装」を心掛けていますか?
お客様・取引先はもちろん、社内の人達に対して失礼でない服装か、会ったときにどのような印象を与えるのかなど毎日考えましょう。
仕事人として当たり前のことです。
カリスマ美容家の外見が必要でありながら、保険の外交員に見えたり、アパレル会社の営業マンやデザイナーが、市役所の職員(公務員)に見えてしまうと。。。
あまりにも職業とかけ離れた外見は、やはり損です。
自分の好みよりも、自分の置かれている立場や状況、業種にあった身だしなみ・おしゃれをするべきでしょう。
頭の先から、指先、脚の先まで、そして持ち物から、表情まで、相手に 「どう見られているか」を冷静に受け止めて、素敵な女性になってください。
そして、お子様にもTPOに合った身だしなみをお教えくださいね♪
プレシャス・フィニッシングスクール マナー講師 植木 典子
もっと日本の女性は綺麗になれるはず!という思いのもとプレシャス・フィニッシングスクールをされています。これはエレガントな女性に必要な立ち振る舞い、所作そしてマナーを学ぶスクールです。