筍とあさりごはん
はじめまして。4月からコラムを書かせていただきます、フードコーディネーターの西田佳代子と申します。
“身体と心の健康は毎日食べる食事から”をモットーにその食をどう楽しむか?どうおいしく食べるか?何を食べるか?を私なりの視点で書かせてもらえたらと思います。どうぞよろしくお願いします。
さて、ポカポカなお天気が続き、桜も咲いてすっかり季節は春ですね。お花見・入学式・入社式・新学期と、春は新しい生活がスタートする季節。
また、季節の変わり目で身体のバランスも崩れやすい・・・。そんな時ほど旬の食材を取り入れて、元気にがんばりたいですね♪
春の旬のお野菜と言えば、「春キャベツ」「新玉ねぎ」「アスパラ」「フキ」に「わらび」と
いろいろありますが、今月は“筍”をご紹介したいと思います。
4月~5月にかけてスーパーでよく見かけるようになる筍。
アクが強いので、下ゆでが必要で手間はかかりますが、最近では水煮が売っているので
便利ですね。
筍の栄養化はとっても高く、特に食物繊維が豊富な為、便秘がちな方にはぴったりです。
また、筍の中に入っている白いツブツブは『チロシン』と言って、旨味成分です。
美味しい上に栄養化もとても高いものなので、捨てるなんて勿体ない!
そこで、筍のうま味と栄養が丸ごと摂れる簡単な炊き込みご飯を作ってみました。
冷めると味が染みてより美味しくなるので、お弁当にもいいですね。
筍とあさりごはん
春の旬食材を合わせてみました。
筍とあさりのうま味と栄養をご飯で
丸ごと食べましょう♪
あさりのだし汁もコクがでて美味しいですよ。
材料(4人分)
- 茹で筍 小1本(200g)
- あさり 300g
- 米2カップ
- 酒 1/4カップ
- だし汁 適量
- 薄口しょうゆ 大さじ1
- 塩 少々
- 木の芽 適量
作り方
1 あさりは砂出しをし、洗ってザルに上げておく。 | 2 筍は一口大の薄切りにする。 米は洗ってザルに上げておく。 |
3 鍋にあさりと酒を入れて火にかけて蓋をし、蒸し焼きにする。 | 4 あさりの口が開いたら取り出し、殻から身をはずし、煮汁はこしてボウルに入れ、だし汁と合わせて2カップにしておく。 |
5 炊飯器に米・4のだし汁・薄口しょうゆ・塩を入れて軽く混ぜる。 | 6 2の筍をのせて普通に炊く。 |
7 炊き上がったら、4のあさりのむき身をのせて少し蒸らし、全体に混ぜて器に盛り、木の芽を天盛りにする。 |
離乳食レシピ
「春キャベツとじゃこのクタクタ煮」
甘ーい春キャベツのお粥です。
昆布水にご飯と刻んだキャベツ、湯通したジャコを刻んでクタクタになるまで煮ます。
煮具合はお子さまの月齢に合わせて調整してくださいね。
大人には塩と粉チーズを振ると、キャベツのリゾットになりますよ。
ココロを育むしあわせご飯
ホリオクッキングスクールを卒業後、飲食店の店長を勤める。
その後、ホリオクッキングにて料理撮影やお料理教室のアシスタントの経験を積み重ねる。
現在は、お料理教室cotocotoを主宰する傍ら、企業へのメニュー提案・レシピ制作・カタログやチラシの料理撮影・商品開発など幅広く活動中。
特技のイラストレシピも作成中。