「アレンジ豊富なしっとりゆで鶏&保存だれ3種」
こんにちは。
キッチン工房“SOUSOU(ソウソウ)”で菓子製造販売業を運営しております、
フードコーディネーター・食育インストラクターの高橋やよいです。
6月は、高温多湿で体調を崩しやすく、免疫が落ちやすい傾向にあります。
家族の衛生面に留意し、加熱・保冷・消毒を徹底し、食欲のない時にでもさっぱりと食べやすい味付けやのどごしよいおかずを添えましょう。
“季節を味わい、素材や人を思い、食卓を楽しみ共有する。”
“食育”として心がけているのは、
成長期にたくさん食べさせることより、まず季節の食材に興味を持ったり、
話をしながら、皮むきや種取りなどの下ごしらえや調理を経験したり、
家族で食卓を囲むことが楽しいと感じられるようにすることです。
季節が巡って来る度、懐かしくふと思い出すような、ほんのちょっとの手仕事として、
ジャムや調味料などを作り、消毒した瓶に保存するのも楽しみのひとつです。
「アレンジ豊富なしっとりゆで鶏&保存だれ3種」
余熱で仕上げて、ぱさつかずしっとり。
スライスしてサンドイッチに、細く割いて麺類のトッピングにもおすすめ。
から揚げも時短でジューシーな仕上がり。
冷蔵・冷凍保存でき、お弁当やおつまみに使えます。煮汁はスープでおいしく。
材料(約4人分)
- <ゆで鶏>
- 鶏むね肉・・・2枚
- [A]
- 塩・・・1g
- 生姜・・・1片
- ねぎ・・・青い部分1本分
- 酒・・・大さじ4(60cc)
- 【保存だれ】
- <春菊ジェノベーゼソース>
- 春菊・・・200g
- くるみ・・・大さじ2
- にんにく(生)・・・1かけ
- 塩・・・小さじ1
- オリーブオイル・・・180cc
- 酢(またはレモン汁)・・・小さじ1/2
- <甘夏味噌>
- 甘夏・・・1/2個分
- 味噌・・・50g
- 砂糖・・・大さじ2
- 水・・・大さじ2
- <みょうがの甘酢漬け>
- みょうが・・・2~3個
- 酢・・・100cc
- 砂糖・・・50g
- 塩・・・小さじ1/2
作り方
1 <ゆで鶏> 生姜は、皮ごとうすく切る。ねぎは、ぶつ切りにする。鶏むね肉はフォークで何箇所か刺して、味が馴染みやすいようにする。脂の部分を取り除く。 | 2 鍋に水、Aを入れ、中火で15分加熱する。 |
3 煮立ってきたら、アクを取り除き、キッチンペーパーをかぶせ、強火で5分加熱する。 | 4 火を止め、煮汁に漬けたまま冷ます。煮汁は、スープとしても使えます。 ※冷蔵庫で保存する場合は、容器に煮汁ごと漬けておけば3~4日は持ちます。冷凍保存の場合は、袋に入れ平らにして冷凍。一ヶ月程持ちます。 |
5 <春菊ジェノベーゼソース> 材料を入れ、フードプロセッサーまたはブレンダーで攪拌する。 | 6 春菊ジェノベーゼソース |
7 <甘夏味噌> 皮はすりおろし、実はほぐす。フライパンに味噌、砂糖、水を入れ、中火で加熱し、少し水分が減ったら皮と実を加える。 | 8 甘夏味噌 |
9 <みょうがの甘酢漬け> みょうがは、縦半分に切る。鍋に酢、砂糖、塩を加え、みょうがを加えひと煮たちしたら、甘酢ごと瓶に保存する。 | 10 みょうがの甘酢漬け |
離乳食レシピ
「豆乳で簡単ぷるるん豆腐・季節の野菜ジュレ」
のどごしの良い豆腐は、離乳食に使いやすい食材です。
野菜はお好みに合わせて代用できます。食べやすいようにゼラチンで固めました。
豆腐は、豆乳200cc、コーンスターチ(または片栗粉)大さじ1、塩ひとつまみを中火にかけ、
鍋でとろみがついたら型に流し冷蔵庫で冷し固めます。
その間に、季節の野菜を下ゆでし、月例に合わせて食べやすい大きさに切ります。
(枝豆、プチトマト、ヤングコーン、グリーンアスパラ、オクラなど)
粉ゼラチン5gを80℃のお湯大さじ3で溶き、コンソメ(または和風だし)250ccで煮溶かして先ほどの野菜を加え、型に流して冷蔵庫で冷やし固めます。
お皿に豆腐とジュレを盛り付けます。
※豆腐は、すりごま、白だしをかけて、大人の方はわさびやポン酢などお好みで。
ゆるやかな食卓~自然体ごはんとおやつとちいさな幸せ~
堺市で、キッチンお菓子工房【SOUSOU(そうそう)】フードコーディーネーターをしています。高橋やよいです。
男の子一人、女の子二人の子供がいます。
3人共、味付けや食感の好みはさまざま。
手作りが好きになったのは、アレルギーの子もいるので、素材を生かした自然派の料理やお菓子やパン作りを始めたのがきっかけでした。
今は苦手な食材があっても、代用した献立作りでなんとか克服できます。
無理に食べさせなくても、調理法、栄養成分によって、他で調整できればお母さんも心にゆとりが生まれてきます。
食材に触れて、一緒に料理やお菓子作りを楽しんだり、お子さんに食べる喜びを感じてもらえると、なにげない食卓からしあわせが生まれ てきます。
将来、お子さんの成長に連れ、家族揃って食卓を囲む時間は、あっという間に減っていきます。
決して肩肘はらず、シンプルで簡単でいいんです。 貴重な時間の中で、一食一食の毎日ごはんを楽しみませんか?