卵1個使いきりのおやつ・シュークリームと豆乳カスタード
フードコーディネーター・食育インストラクターの高橋やよいです。
今回は、“子供と楽しむおやつ時間の過ごし方”をテーマにしました。
離乳食時期から幼児期頃までは、1日3食の食事の他に、おやつからも栄養を補います。
成長するにつれ、自我が芽生え、「やってみたい」、「どうやって作るんだろう」、「食べてみたい」など、創造力が豊かで好奇心旺盛で興味を示している時こそ、お子さんと一緒に手作りおやつはいかがでしょうか?
イメージを膨らませ、考え、工程を楽しむワクワク感。
自分にも出来たという達成感。
あっという間に過ぎてゆく日々の成長や、何気ない会話を共に喜ぶ時間。
小さくても目標を持ち、挑戦し、実行出来たという自信を繋げる環境は大切だと感じます。
先々に手をかけず、失敗しても大丈夫だよという心構えであたたかく見守りましょう。
年齢の制限はなく、お子さんが、「今、そばに居てほしいな」、「なんとなく、話を聞いて欲しいな」という“心のアンテナ”が発信されていた時はさりげなく受け入れて頂きたいです。
肩肘はらずに、ほんのひとときのおやつ時間を提案し、さらに楽しく過ごしましょう。
卵1個使いきりのおやつ・シュークリームと豆乳カスタード

どこか懐かしい素朴なシュークリームを作りやすい、卵1個使いきりのレシピにしました。
豆乳カスタードクリームは、レンジでお手軽に。
卵は1個分約50gとして全卵を使用していますが、卵黄2個分、または卵白2個分でも代用できます。倍量にして作ることも可能です。
※お好みで、季節のフルーツと合わせて下さい。
出来立てはパリッとしていますが、クリームを挟んでから冷蔵庫で冷やすとしっとりした食感になります。
材料(4個分)
- 〈豆乳カスタードクリーム〉
- 卵・・・1個
- 砂糖(きび砂糖、黒糖OK)・・・60g
- 薄力粉(コーンスターチ、米粉OK)・・・20g
- 豆乳・・・250g
- 〈シュー生地〉
- 卵・・・1個
- 無塩バター・・・30g
- 水・・・60cc
- 薄力粉・・・30g
- 塩・・・ひとつまみ
- 仕上げの粉砂糖・・・適量
作り方
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離乳食レシピ
【さつまいものとろけるプリン】
抵抗力が弱くなる寒い時期にうれしい効能が豊富な“さつまいも”。
ビタミンC、カルシウム、カロチン、食物繊維が含まれており、料理やおやつにも摂取したい食材です。
卵と牛乳不使用です。豆乳が苦手な方でも摂取して頂けるように、クセがなく、なめらかで食べやすく仕上げています。
※かぼちゃでも代用出来ます。
[約2人分:さつまいも(小約1本)150g、無調整豆乳150cc、砂糖20g(さつまいもの甘さにより調整30gまで)、粉ゼラチン2g、湯80℃大さじ2]
※さつまいもの甘みを充分に引き出すにはじっくりとやわらかく蒸したもの、オーブンやグリルで焼き芋にしたものがおすすめです。
1.さつまいもを鍋で串がすっと通るほど蒸し、飾り用に輪切りしたもの2枚を取り分け、フライパンでぱりっとするまで焼く。残りは皮をむいておく。
2.ボウルに粉ゼラチンと湯を合わせ、よく溶かしておく。
3.鍋に豆乳、砂糖を温め、砂糖が溶けたら1と2を合わせる。
4.フードプロセッサーにかけてピューレ状にし、泡立ってきたら型に流し入れ、冷蔵庫で冷やす。
5.表面が固まったら、輪切りのさつまいもを乗せる。お好みでメープルシロップ、黒ごまをかける。

ゆるやかな食卓~自然体ごはんとおやつとちいさな幸せ~
堺市で、キッチンお菓子工房【SOUSOU(そうそう)】フードコーディーネーターをしています。高橋やよいです。
男の子一人、女の子二人の子供がいます。
3人共、味付けや食感の好みはさまざま。
手作りが好きになったのは、アレルギーの子もいるので、素材を生かした自然派の料理やお菓子やパン作りを始めたのがきっかけでした。
今は苦手な食材があっても、代用した献立作りでなんとか克服できます。
無理に食べさせなくても、調理法、栄養成分によって、他で調整できればお母さんも心にゆとりが生まれてきます。
食材に触れて、一緒に料理やお菓子作りを楽しんだり、お子さんに食べる喜びを感じてもらえると、なにげない食卓からしあわせが生まれ てきます。
将来、お子さんの成長に連れ、家族揃って食卓を囲む時間は、あっという間に減っていきます。
決して肩肘はらず、シンプルで簡単でいいんです。 貴重な時間の中で、一食一食の毎日ごはんを楽しみませんか?