肩こりを解して軽やかな春を満喫しましょう!
肩周りを解して、軽やかな春を満喫しましょう♪
ぽかぽか陽気の気持ちいい春がやってきました。
なんだか心軽やかに、うきうき・ワクワクする季節です。
でも、今年の冬は珍しく雪が積もるような寒い日が多かったですね。
そんなときは体が縮こまって、肩も”こりこり”になってしまいます。
前回お伝えした『子宮美人ヨガ(月経血コントロールヨガ)』は、骨盤を整える!ことも大切な事とされています。
でも骨盤周りばっかり、ねじったりほぐしたりしても、なかなか整わないんですよね。
春は冬の間に体の中に溜め込んだものをデトックスするには最適な季節。
その為に、まずは肩周りを解して胸を開いていきましょう。
背中にある天使の羽のような骨を『肩甲骨』といいます。
この肩甲骨と骨盤は、離れているようで繋がっていて、肩がカチコチの時は腰もギシギシします。
肩は腰周りよりダイナミックに動きますしちょこちょこ動かせるところですので、気がついたときにぜひ動かしてみてください。
肩周りが楽になると、不思議と骨盤も整い体も楽に動きやすくなってきます。
かろやかな春の為に体のフットワークを軽くして、家族との楽しい思い出を沢山作りに出かけてくださいね。
座ったままできる、簡単エクササイズ
正座か胡坐で座って出来る(椅子でもOK)、肩周りを解すための簡単なエクササイズをご紹介させていただきます。
1. まず、大きく回してほぐしてみましょう
右手をやや斜め後ろにつき、左手の指先で軽く左肩にふれて、わきの下で大きく円を描くように動かします。
このとき、回してる肘で円を描くのではなくわきの下で描くように、大きく体で描くようにしてください。
「前回し」「後ろ回し」それぞれ3~5回まわしてください。
続けて手を左右逆にして同じように回します。
片方ずつ動かすことで、肩甲骨を大きく動かしほぐしていきます。
2. タオルを使って、しっかり動かしてみましょう
フェイスタオルの端っこを持って腕を伸ばします。
体の前から、息を吸って頭の上にあげ、息を吐いて頭の後ろに下ろします。
また後ろから吸って上にあげ、吐いて前に下ろします。
この動きを、5セットくらい繰り返します。
次に、体の前から、息を吸って頭の上にあげ、息を吐いて右側に下ろします。
また右側から、吸って上にあげ、吐いて左側に下ろします。
この動きも5セットくらい繰り返します。
次に、体の前から息を吸って右側、息を吐いて頭の後ろ、吸って左側、吐いて体の前と、体を回します。
2~3回行ったら、逆(左)回しも2~3回行ってください。
最後に、一番初めにやった、前→上→後ろ、後ろ→上→前の動きを、呼吸に注意して2~3回行い、肩周りが動きやすくなったのを感じてください。
この動きによって、胸・脇・背中全体を整えていきます。
3. 背中の筋肉を整えましょう
胸の前で手をクロスさせ、手のひらで胸を押し、胸で手を押し返します。
息を吐きながら押し合いっこをし、息を吸って緩めてみてください。
この動きは、バストアップ、ヒップアップにもつながっていきます!
4. ついでにお顔のリフトアップ
そこから、手で胸周り(デコルテ)を軽く押し下げ、あごを上に引き上げます。
この時、舌を出して鼻先に触りに行くように動かすと、お顔のリフトアップにも役立ちます。
無理のない程度に、4~5回繰り返してみてください。
5. 肩周りを鍛えましょう
肩の高さで、腕をまっすぐ前に持ち上げます。(力まずに、表彰状をいただく感じで)
手と手の幅が変わらないようにして、口で息を吐きながら手先を10センチ前に出します。
そして、鼻で息を吸いながら元の位置に戻します。
同じく、口で息を吐きながら、手と手の幅が変わらないようにしてひじを伸ばしたまま、手先が体に10センチ近づくイメージで肩甲骨を寄せていきます(肩甲骨で背中のお肉を挟みこむように)。
そして、鼻で吸いながら元の位置に戻します。
肩を解せば体も心もほぐれる・・・
肩周りを解し、血行を良くすることで体のめぐりが良くなります。
肩甲骨周りには、脂肪の代謝に欠かせない『褐色脂肪細胞』があります。
冬に溜め込んでしまった不要な脂肪ともさようならしましょう。
肩に力が入った状態だと、背中も、腿も、お尻もと、体全体に力みが出て疲れてしまい、ホルモンのバランスが崩れてイライラしがちになってしまいます。
1日のうち、少しの時間でも良いので続けてみてくださいね。
ヨガ、ピラティスインストラクター 岩崎 小夜子
大阪市内、神戸のフィットネスクラブやスタジオでレッスンしています。
21歳~15歳の3男1女の母。
子供を産み終えて、体型を戻すためにヨガやピラティスをはじめました。