【第10回 女性管理職コミュニティ】

この会もお蔭様で10回を迎えることができました。
まだまだ日本の女性管理職の比率は10%程度。企業においての実質の比率は1~3%とも言われています。

そんな中、同じ女性で管理職、または管理職を目指す女性のコミュニティーの必要性を感じます。

ここでは、女性が大変だ、生きにくいなんて話はほぼありません。
いかに、女性自身がキャリアアップし、意識をもっていくか。

他のものに原因を探しても、仕方のないことが多いですから。それが合っているとも限らないですしね。

今回は、「女性を活躍する国・しない国」の本を皆さんで読み合わせしました。

諸外国と比較するデータなどを見ながら、その中で今、日本が取り組むこと、女性が取組むことを発見し共有しました。

これは、1人30分の持ち時間で、本を読み、5枚の紙にまとめてプレゼンするという、なかなかスキルがいるものになります。
このような感じで順番に並べていき、1人2分間で発表します。

その後、皆さんで気になった点をディスカッションしていきます。
共有の知識をインプットした後に、要点を考えることで、より深い学びになります。

後半は今回も、1人の管理職女性に、今までの「仕事人生?」の振り返りをハイライトでお聞きします。

仕事に対する意識。どのような仕事をしてきたのか。どんなタイミングで管理職になろうと思ったのか。
周囲に信頼を得て、協力を得たのか。結婚・出産のタイミングや乗り越えるノウハウ。

雑誌やテレビなどではなく、もっと身近に感じていただくことができます。
しかし、本当に前向きな姿勢でここまで信頼を得て、管理職になれるんだという気持になってきます。

この発表は、していただく人には、準備など大変なのですが皆さん、終えられた後におっしゃるのは
「自分の振り返りができて本当にいい機会でした」ということ。
お互いにいいことづくめなのです。

その後は、その発表から、自分にヒントとなるキーワードについて話し合いました。
今回は「繋ぐ」でした。
管理職として、上司と部下をつなぐ。他部署同士をつなぐ。社員同士をつなぐ。
何が必要なのかを話し合い、自己に落とし込んでいきました。

3時間半という時間はあっという間に過ぎます。
今回はこじんまりの人数でしたが、充実した時間になりました。

次回は少し先ですが、11/11(土)午後。
ご興味のある方は是非、日程をあげておいてくださいね。